太四郎の森
2016年5月15日(日)|category : 北の森通信
森はひとが手を入れなければ容易に入ることも出来なければ、
豊かな植生も育ちません。
「太四郎の森」の泉さんは、ご自身の「泉」という名前のルーツを探り、
十勝に泉の湧く土地を探し続け、
15年目に出会った土地に「太四郎の森」を作ることを決めた。
5年後、胸まであった笹を刈り終わり、
15年後、原生の植生が蘇り、
20年後、泉から湧き出る水様を眺めるあずま屋が完成した。
泉さんが20年掛けて作り上げた森に入った。
オオバナノエンレイソウの群生、シラネアオイ、オオバナノサクラソウ、
静かな口調で説明をして下さる泉さん。
神聖な森の空気に深呼吸をした。
夏の森の表情を見に、また必ず来よう。