六花の森と紫竹ガーデン
2016年5月21日(土)|category : 北の森通信
きのうは千年の森のガーデンチームで北海道ガーデン街道の
六花の森と紫竹ガーデンの視察に行ってきました。
六花の森(上の画像全部)は花柄包装紙とマルセイユバターで有名な六花亭の森です。
花柄包装紙に十勝六花に代表される山野草を描いたのは坂本直行さん。
そしてその草花でいっぱいの森を作りたいという思いで六花の森は作られました。
森にはクロアチアの古民家を移築したギャラリーが点在し、
坂本直行記念館では、あの包装紙でお馴染みの山野草と十勝の山々を描いた作品が鑑賞出来ます。
坂本さんの植物に対する温かな視線が感じられるざっくりとした筆致の作品たちに魅了されました。
そして、この六花の森でもオオバナノエンレイソウが群生し、
意識を森に合わさせるといつのまにかエンレイソウの控えめな芳香に包まれていたことに気付くのでした。
紫竹ガーデン(下の画像2枚)では噂に聞いていたかわいらしい紫竹のおばあちゃまにお会いすることが出来ました。
チューリップが咲き乱れる花園でチューリップのお洋服を着てトレードマークのピンクのお帽子を被ったおばあちゃまが微笑んでいました。
60歳を過ぎて、「一日中花と遊んでいたい」という夢を実現した紫竹のおばあちゃまはもうすぐ90歳?!
とても愛らしく美しく、輝いていました。
二つの庭は全く異なる表情を持った庭でしたが、どちらも印象深く心に残る庭でした。