北海道の長雨と家庭菜園

2016年7月20日(水)|category : 北の森通信

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今お借りしている家は、家がでかいだけでなく敷地も広い。その敷地内の草を管理してね、ってのがこのお家をお借りした際の唯一の条件。伸びた草を刈るだけではつまらないので家庭菜園をやっている。でも敷地の半分は裏のおばあちゃんにやはり畑として借りてもらっていて、とても助かっている。おばあちゃんの畑は草ひとつないキレイな畑、我が家は草ボーボーの自然農(画像はわたしの家庭菜園)。これじゃ草の管理をしているように見えないかしらと、日々自問自答。

 

それにしても今年の北海道は雨続きの冷夏。きのうもストーブを点けた。当然畑の作物にも影響がありあり。バジルもシソも気温が上がって来ては種を撒き撒きしてもまた気温が下がり、3度撒いたけど芽が出ない。キュウリは芽を出したが2ヶ月経っても背丈が5センチほど。今年はあのイボイボのお姿にお目にかかることは出来なそう。辛うじて収穫できているのはサヤインゲンとミニトマトとルッコラとレタス、それにペパーミントとレモンバームとローズマリーにセージとタイム。まぁそんなもんでもサラダの彩りや、みそ汁の青味、フレッシュハーブティーと楽しんでいる。

 

新潟にいたころは、1年のうち5か月間雪に埋もれていると、種から作物を育てるのは難しいと嘆いていた。温室がないと収穫が旬の季節に間に合わないと。だが、北海道はその比ではない。野菜の収穫時期がほんとにほんとに短い。新潟より2ヶ月遅れな感じ。新潟はとんでもなく豊かだったと気づく。外に出てみて初めて気が付くことがたくさんある。北海道もいいけれで、我が故郷魚沼もやっぱり素敵なところ。