台風10号の爪痕

2016年9月1日(木)|category : 北の森通信

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8月30日深夜から31日未明にかけて、北海道を通過した台風10号はここ十勝を暴風雨に巻き込み、各地に甚大な被害をもたらしました。ここ十勝清水町も町内中央を流れるペケレベツ川の氾濫により住宅が流され、その様子がテレビで繰り返し報じられていました。

 

幸いにも、私たちが住む清水町御影地区は川から離れていることもあって、ほぼ無傷。車で10分程の清水町中心部のニュース映像にただ茫然とするばかり。同じ清水町内の多くの方達が断水や停電、そして避難生活等を強いられている中、我が家はライフラインも全て繋がっており、平穏無事な日常を過ごせております。

 

ただ、娘の中学校は今週いっぱい休校が決まり、わたしの十勝千年の森での研修も自宅待機の状況です。

 

台風が温帯低気圧に変わった昨日の朝、千年の森から何の連絡もなかったので、通常通りの勤務、台風の後片付けをしなくちゃと弁当を持っていつもの通勤路を車で進みました。すると道路に農作物や土砂が散乱しており、昨晩の台風の爪痕がそこかしこに見られました。山に近づくにつれ、道路脇を水がちょろちょろから次第にごうごうと流れ出し、場所によっては完全に冠水している個所もあり、千年の森に近付くと、敷地内の一部のエリア、もちろん通常は川ではないところが川のようになって、しかも濁流となっている様子が目に入って来ました。そしてさらに進むと道路が陥没しており身の危険を感じ、そこで引き返して来ました。

 

この日は、全スタッフ自宅待機と社長からの命があったようなのですが、電話回線が繋がらなくなっており、私の所への連絡が遅れたということがあとから分かりました。

 

今日は台風一過の青空が広がっています。自宅待機中ですが、きょうも千年の森の近くまで様子を見に行ってきました。画像はその様子です。付近の道路はまだまだ冠水しており、水が流れていました。当然ですが、陥没した道路はまだそのままで、千年の森の入口までは行けず、道が細くユーターンも出来ず、しばらくバックのまま引き返しました。

 

おそらく、エントランスフォレストの川は氾濫し橋や木道は流され、沢山の樹々が倒れむごい惨状になっていることでしょう。それは致し方無しとして、メドゥガーデン(野草の庭)やローズガーデンは土ごと流され跡形もないなんてことがないように願うばかりです。

 

 

今回の台風により被害に合われたみな様に心よりお見舞い申し上げます。

そして、私たち母娘のことをご心配下さったみな様、ありがとうございました。私たちは元気です!

 

 

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