バイバイ北海道!

2016年11月19日(土)|category : 北の森通信

 

 

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11月11日午前中、荷造りと大掃除にてんてこ舞い。積めるだけ愛車の軽に荷物を詰め込み、溢れた8箱をヤマトのおっちゃんに託した。午後、千年の森や大家さん、友人たちに挨拶を済ませ、8ヶ月間お世話になった十勝は清水町をあとにした。途中、清水町最後の記念にセルフタイマーで娘とパチリ。思い出の写真はいつだって、こんな風にぶれぶれで暗くって、絶景でもなんでもなくて、たいしたことがない。

 

同日夕刻、札幌到着。札幌で高校教師をしている友人宅に一泊お世話になった。きりたんぽ鍋が美味しかった。4月に北の大地に上陸した日も、ここ札幌で出迎えてくれた友人である。清水町への道先案内も彼女のつてがあって、スムーズに運んだ。あれから8ヶ月。つくづく、「あっという間だった」。

 

 

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11月12日早朝、友人宅をあとにしてフェリーターミナルのある小樽へ。時間のない中、最後の観光「北一硝子」でお土産物色。またもやぶれぶれの記念写真、娘の表情怖いし。しかも「撮影禁止」の看板と共に。これじゃいちいち、「これはガラス製品の撮影禁止で、こういう記念写真は撮影OKなんですよ」と注釈をつけねばならぬではないか。だって、これ従業員のひとに撮ってもらったんだから!って、むきになったりして。それにしても、う~ん・・・。

 

 

 

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11月12日10時30分、小樽よりフェリー出港。北の大地をあとに、娘とわたし、愛車の軽と共に新潟への帰路に就いた。北海道では、11月初旬から降り出した本格的な雪に右往左往する様子がニュースを賑わせていたが、この日の青空は清々しく澄み渡り、旅立ちを祝してくれた。

 

 

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清水町の御影で、仲良くなったお友達「ちー、たか、ようこちゃん」。何やら3人でボジョレーの会を催すとのこと。参加できないのがとっても残念で、泣けてくる。楽しかったな、ほんとに。お世話になったね、本当に。また4人で会える日を信じてるし、楽しみにしています!!

 

旅立ちの数日前からことあるごとにわたしが、「この景色を見るのもこれが最後だね」「ここでこれを食べるのもこれが最後だね」「ここを車で走るのもこれが最後だね」と言うと、娘がその度ごとに「最後じゃないでしょ」「また来るでしょ」と。

 

各学年1学級の小さな中学校で中学1年の8ヶ月間を過ごした娘は校外と校内で2回も送別会を開いてもらい、最後の日は、1年生だけじゃなく、全校生徒が窓から顔を乗り出すようにして娘の名を呼び、見送ってくれた。近いうちにまた遊びに来るよと約束をして、泊めてもらうお家も決めて。

 

 

バイバイ北海道!!

わたしたちは幸せでした❤