立春のリースとお知らせ

2018年2月4日(日)|category : お知らせ, リースの輪

 

 

 

 

立春 春の気たつを以て也(暦便覧)

二十四節気ではこの日から立夏(今年は5月5日)の前日までが春とされています。

 

この時期、花屋さんの店頭はもちろん、SNSの投稿もチューリップやラナンキュラス、ヒヤシンスにムスカリと春の球根花が美しく目を楽しませてくれています。でも、実際窓の外に広がっているのは雪景色。前述の花たちはみな流通品です。この魚沼という地で、この自然と共にありたいという思いから作品作りをしていますと、それらの流通品には手が伸びません。このところの豪雪で雪消えは4月末頃でしょうか。我が庭のチューリップ、ヒヤシンス、水仙、ムスカリなどの球根花との再会は5月の頃でしょう。今はその再会を心待ちにしつつ、昨年収穫し乾いた草花でリースを作ります。

 

 

 

蓼科でハーバルノートシンプルズを主宰されている萩尾エリ子先生の著書「香りの扉、草の椅子」の冒頭に「冬は野を想い」という一節があります。まさに、その一言に立春の頃の雪国の人々の想いが集約されています。以前もこのブログでご紹介させていただきましたが、わたしのお気に入りの一冊です。

 

 

 

 

先日、2年前に短い期間暮らしていた北の地より、嬉しいお便りをいただきました。高橋永順さんを愛されているその方へ、このリースは返礼の想いを寄せました。ひと葉を見つけて下さってありがとうございました。そしてお便りをありがとうございました。

 

 

 

 

さて、お知らせです。

4月の交通事故より早10ヶ月が経ちました。骨折した右膝に入れたプレートとボルトを外す手術を明日することになりました。今日から入院します。入院は3、4日の予定です。術後すぐに歩けるし、仕事も大丈夫とお墨付きをいただいております。入院中、電話でのお問合せには対応できなくなります。その他メール等の対応もタイムリーには出来ませんが、8日には全てご返信させていただけると思います。少しの間お待たせいたしますが、お許しください。仕事始めは2月11日のRoomさんでのワンデーワークショップになります。また元気にみな様とお会いするのを楽しみにしております。

 

立春に新しいスタートです。雪の上に広がる青空が気持ちよいです。

 

 

 

 

 

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