心を込めて花束を

2015年7月5日(日)|category : ウェディングの花

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本日、八海山泉ヴィレッジ様にて関様原澤さまのご結婚式並びにご披露宴が開催されました。そして、その装花を担当させていただきました。ありがとうございました。緊張で喉がからからなご新郎様の表情と対照的なご新婦様の天真爛漫な笑顔が印象的でした。そして両家のご両親様がご新郎様以上にそわそわドキドキ、身の置き所がわからない、そんなご様子でした。でもそんな戸惑いからも温かさしか感じられず、またこうして、新たな家族の和が繋がっていくのだなぁと感じたのでありました。

 

 

東京で花修行をしていたとき、社長からブライダルの仕事の打ち合わせの直接指導をしてもらったことがありました。社長がデモンストレーションをしてくれたのですが、それはもうあまりの名調子で感動的で、思わず泣いちゃいました。それほどの話術があれば、なんぼでも稼げまんなぁって突っ込みたくなるくらい。何年絶っても社長の域には達せられない私ですが、ひとつ社長から学んだことで、いつもお二人にお伝えしているのが、披露宴に於いてご両親への花束贈呈がいかに大切かということです。それを社長はサザンの「心を込めて花束を」という歌を歌いながら力説していたのです。あっ、わたしは歌は歌いませんよ。

 

もちろん、きょうも花束贈呈はありました。

 

大体にして、結婚式はご両親に贈る勲章のようなものです。最後の花束贈呈は、照れるからと言って欠かしてはいけません。ここで主役はご新郎ご新婦様からご両親へと変わり、ご来賓の方々の前でご両親へ感謝の気持ちを伝えおふたりをここまで育て上げて下さった偉業を湛えるのです。

 

さあ、みなさん、ご両親のためにも結婚式をあげましょう。そして、花束贈呈をしましょうね。そのときは、お花のご依頼はひと葉まで。