フレッシュハーブリースのWS

2018年7月10日(火)|category : レッスン日記

       

 

 

6月24日の自宅アトリエからスタートした「フレッシュハーブリースのワークショップ」が、本日のマクロビ料理教室asitisさんでのワークを最後に終了致しました。全5会場のべ7回、56名の方にご参加いただきました。

 

これだけの人数分の花材のほとんどをひと葉の庭のハーブで賄えたことに、自分でも驚いています。一部、ローズマリーと月桂樹、サントリナ等は新潟県が誇るハーブガーデン「ハーブランドシーズン」で調達させていただきました。万が一足りなくなっても頼る所があるというのは心強いものです。そうした支えもあって、このワークを自信を持ってお届けさせていただくことが出来ました。日々の庭仕事がこれほどまでに役立つワークショップは他にはなく、私以外には普段あまり見てもらうことの無い庭のハーブたちも、ここぞとばかりに得意顔で一世一代の花舞台に上がっていきます。そして、多くの人がその香りに和み、「いい香りね」とか「癒されます」とか「このフワフワ感がたまらない」とか、ハーブたちを褒めてくれます。さぞや、ハーブたちも喜んでいることでしょう。わたし自身も普段の地道な庭仕事の甲斐あってのワークショップに、満たされる思いでいっぱいです。

 

それと、もう一つ今回のワークショップの特徴は、ツルもひと葉が採取して無造作に束ねた物を使用している為、おひとりお一人、みな違った表情のものが仕上がるということです。画像に収めさせていただいたのはほんの一部ですが、みな個性的でしょう。これが楽しいんですよ。計算できない、計算を超えた美しさです。ひとは、何でもコントロール出来ると勘違いし自然への畏敬の念を忘れがちですが、リースも頭で考え仕上がりをコントロールして作ろうとすると上手くいかないんです。出来れば無になって、インスピレーションを大事に自然に手が伸びた順に花材を重ねゆだねて輪を描いていく。そうすれば間違いなく素敵な作品が仕上がります。

 

ひと葉のフレッシュハーブリースのワークショップにご参加下さったみな様、ありがとうございました。

会を企画して下さった会場のオーナーのみな様も誠にありがとうございました。

また来年もこのワークショップでみな様の笑顔に出会えますように!!

 

 

 

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