十勝千年の森・メドゥガーデン

2018年8月7日(火)|category : 北の森通信

 

 

4日間のガーデン研修、一日目はフォレストガーデンにシラネアオイを補植、二日目以降はメドゥガーデンにて主にペルシカリアアトロサンギネアの10年に一度の堀上、移植作業を行いました。ヘッドガーデナー新谷さんの指示で作業が進んで行きます。今回、私とペアを組んで作業にあたったのはカナダから研修に来たスティーブン。私のヘンテコリンな英語は、どこまでスティーブに伝わっていたのでしょうか。私はスティーブンの英語、半分もわからなかったよ。ごめんねスティーブン、適当に相槌を打って。

 

メドゥ―ガーデンでは、2年前に堀上移植したクガイソウがとても大きくなっていたり、球根を植えたユリが花を咲かせていたり、大好きなセファラリアギガンティアが勢力を拡大していたり、カラマグロスティスが植え替えられ真っ直ぐ伸び穂の色を濃くしていたり、いくつかの変化を楽しむことが出来ました。

 

2年前、「いつでも戻って来ていいよ」と言って下さったヘッドガーデナー新谷さんの言葉があったから、今回こうして千年の森に戻ることが出来ました。初日の朝は緊張したけれど、仕事が始まった途端に緊張は解け、1年のブランクなど嘘のような、ずっとここにいたかのような感覚に包まれました。

 

千年の森でのガーデン研修は、大好きな千年の森との再会であり、敬愛する千年の森のガーデンチームとのふれ合いであり、学びの場であり、これからの道を示してくれる指針です。

 

「また来るよね」

「はい、また来ます」

 

今回はそう言ってヘッドガーデナーに見送って頂きました。ありがとうございました。