ひと葉のリースカレンダー2019完成!

2018年10月5日(金)|category : お知らせ

 

 

昨日、この1年間を掛けて制作して参りました「ひと葉のリースカレンダー2019」が、わたしの手元に届きました。

暗くて曲がりくねった長いトンネルから漸く光の差す出口に出たような、何なんでしょう、この気持ちは。昨日から販売する為の作業をしながら、時折涙が込み上げてきたりして・・・。「がんばったな自分」という感じでしょうか。リースの制作と撮影は楽しいばっかりなのですが、カレンダーの仕様をどうするかということはとっても悩みましたし、あとは印刷が一発勝負みたいなところがあって、試し刷りが出来ないので、入稿した画像データが選んだ紙に印刷されるとどんな発色になるかというのはやってみないと分からず、それはとても心臓に悪い一か八かの掛けの様な物なのです。

 

そうして刷り上がった400部のカレンダーが、今わたしの手元にあります。

 

上手く狙い通りにいった点、まだ改善の余地がある点、様々ですが、それでも、この1年頑張って制作した、わたしのこどものような、愛しいカレンダーです。

 

今回のテーマは「Self-Portrait Wreath」。制作したリースは全て私の分身であり、自画像です。

そして、このカレンダーは、私からみな様へお届けする季節の便りです。受け取っていただけたなら嬉しいです。

 

 

そしてそして、カレンダー制作に当たり私をサポートして下さり、お力添え下さったみな様にこの場を借りて心からの御礼を申し上げたいと思います。

 

今年も1年間撮影場所を提供して下さった古道具店Coil 4さん、そして店主の重野さん。Coil 4という存在なしにはこのカレンダーは存在しえません。その位、店主重野さんが作られたCoil 4というお店の謙虚で静謐な美しさと、重野さんがセレクトされる古道具たちの佇まいの美しさは、他に類を見ず、いつも控えめながら大きな包容力でリースを受け止めてくれました。ありがとうございました。

 

今回、1ページ1ページを雑誌風なデザインに仕立て、その月ごとにリースとエッセイに対するページタイトルを英語で付けたのですが、その私が考えた英文タイトルの加筆修正をお願いしたのが、ひと葉のリース教室に何度かご参加下さった英会話教師のHitomi先生です。更にはHitomi先生のニューヨーク在住時代からのご友人Julieにも加わっていただき、ネイティブが見ても言い回しとしておかしくないか等まで念入りにチェックしていただきました。Hitomi先生はお仕事がお忙しい中、ニューヨークとのやり取りして下さり、恐らく私のエッセイを英訳してJulieに渡して下さったのではないかと想像するのですが、それも大変な手間だったと思います。Hitomi先生、わたしの依頼を快く引き受けて下さり、エッセイの内容を的確に捉えたタイトルをアドバイス下さり、誠にありがとうございました。ニューヨークのJulieにも、近々カレンダーを発送させていただきます。Thanks, Julie!

 

そして、今回もひと葉とチームを組んで、カレンダーの撮影とデザインを請け負って下さったのはSYICK_WORKSの剛君です。今年の1月の最初の打ち合わせは混沌としていたよね。わたしが迷っていたからでなんですが、共に悩み、共に考え、共に答えを探してくれてありがとう。毎回の撮影では、いつも最善を尽くし、季節ごとの光の演出等、わたし一人では考えが及ばない部分をしっかりフォローして素敵な画像を撮影してくれました、ありがとう。そして、わたしが見ているわたしにしか見えないものを理解しようと寄り添い、デザイン、画像編集、入稿までの一連の作業をこなしてくれてありがとう。やはり、剛君の存在なくしてもこのカレンダーは仕上がっていません。

また、今月末よりスタートする2020年版の制作もお世話になります。よろしくね。

 

そして、今から販売に向けてのラッピングや梱包作業を手伝ってくれる中高時代からの友人ふたり「チームひと葉」にも、この場で先にお礼を言わせていただきます。あなた達の存在が無ければ、わたしは寝不足になって、翌日のワークショップの仕事に遅刻し大失態を招くでしょう。いつもサポートありがとう。感謝しています。

 

さて、長くなりましたので、そろそろペンを置きます。いや、キーボードを叩くのをやめます。

 

販売に関する詳細は次の記事にてご案内させていただきます。

もう少々お待ちくださいね。

 

よろしくお願い致します。

 

 

ひと葉・山本規子