自然農挑戦日記その4「わたしのワイルドファーム」

2015年7月26日(日)|category : 畑と庭と台所

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わたしの無農薬無施肥の畑もわずかばかりながら毎日収穫が出来るようになりました。キュウリ(イボ高品種の四葉/スーヨー)は一日5~10本、他にはレタスやネギ、ハツカダイコンなど。蔓なしインゲンは明日あたり第一回目の収穫が出来そうです。相変わらずナス科は苦戦中。トマトはコンパニオンプランツのバジル、イタリアンパセリと共にスクスク成長中、赤く色づいたらどんなお味になるのでしょう?糸ウリはゴロゴロたくさん収穫できそうです。

 

草ボーボーにしていると一般的な農法で畑をやっている母から苦言。「雑草が土の栄養を全部取ってしまう」とか「汚い」とか、反旗を翻し、なぜ自然農なのかをまくしたてた。「そもそもなぜ雑草を抜くのか」。草は苗の成長段階で、作物の日当たりを阻害するような場合のみ除去する。あとは抜かずに刈って草マルチにして土に還す。草の根は実は土を耕してくれる味方であって、敵ではない。そして、アトピーとかアレルギーのこと、発達障害と呼ばれるこども達が増えていることとか、マイマイガの大量発生も、環境を壊し、生態系をくるわせ、人間も壊しちゃった農薬や化学肥料、F1の種。きれいに揃った形で虫食いがない野菜を求めた消費者真理から加工食品、添加物、ワクチンの話まで。そして、除草剤を畑の際に撒き、そこで収穫した野菜を家族に、孫に食べさせるということがどういうことなのか。

 

でも娘の話は母には届きませんでした。

 

こどもたちには選択肢がない。こどもは親や学校から与えられたものを食べるしかない。どんなものが出てきても拒否権がない。知識もない。気付いた大人が気付いたときに軌道修正をしていかなければ、この負の連鎖は止まらない。

 

草のない畑を母は美しいと言う。でも私にとっては、草ボーボーのわたしの「ワイルドファーム」こそ美しい。