THE SENSE OF WONDER

2020年7月7日(火)|category : 畑と庭と台所

 

 

地球の美しさと神秘を感じとれる人は、科学者であろうとなかろうと、人生に飽きて疲れたり、孤独にさいなまれることはけっしてないでしょう。たとえ生活の中で苦しみや心配事にであったとしても、かならずや、内面的な満足感と、生きていることへの新たなよろこびへ通ずる小道を見つけだすことができると信じます。

鳥の渡り、潮の満ち干、春を待つ固い蕾のなかには、それ自体の美しさと同時に、象徴的な美と神秘がかくされています。自然がくりかえすリフレイン―夜の次に朝がきて、冬が去れば春になるという確かさ―のなかには、かぎりなくわたしたちをいやしてくれるなにかがあるのです。

「センス・オブ・ワンダー (レイチェル・カーソン著 上遠恵子訳 新潮社)」より抜粋

 

 

世界は、どこへ向かっているのか?

様々な考えを持った人がいるのは当たり前。

自分を偽ることなく、他者を認め、許すことが出来たなら苦労はないけれど、繰り返す葛藤の本質は未だ見えない。

それを乗り越えることこそが、この人生のテーマなら、これは何度目のチャンスだろうか。

 

THE SENSE OF WONDER

(神秘さや不思議さに目を見はる感性)

 

あの小道を見つけたくなって、久々に一眼レフを持って夕暮れの庭に出向いた。

雨降りの2020年7月7日。