8月22日の庭より

2020年8月23日(日)|category : 畑と庭と台所

         

 

 

守りたい物は、ひととしての在り方、そしてこども達

それは、社会的立場より何より、

 

多くのひとが感染防止策で守りたい物は、社会的立場

恐れているのは世間の目

 

マスクは、会話の間に溝を生む

口角が上がった笑顔が見たいのに、

息苦しいという感覚は、

身体が「NO」と言っているサインです

最早わずかばかりの野生の声さえ、無視するのですね

それでは、こどもたちの声も聞こえないでしょう

 

真実は隠され

自由も奪われてしまいました

歪んだ世界に、こどもの夢が潰されていきます

 

表情を隠し、心を閉じて、どう生きろというのでしょう

 

自らの生業を潰すことも顧みず、

声を挙げない妄信する民が招く未来に恐怖を感じます

 

 

惑うわたしたちをよそ眼に、

夏の終わりの草花たちが、萎れ実を付け、命を繋いでいきます

秋を待つ草花たちが、蕾をほころばせ、明日を夢見ています

今もほら、窓の外、夜の闇に虫の声とかえるのそれが重なり

ひんやりとした風がこの腕を過ぎて行きました

 

あなたちがそこに居てくれて、よかった

 

ひとの世の不条理にうなだれるわたしを

大きく深く自然が慰めてくれます

 

 

 

8月22日の庭より