クリスマスリース販売開始です!
2015年11月11日(水)|category : お知らせ, リースの輪
お待たせ致しました!atelier ひと葉 web shopにてクリスマスリースの販売を開始致しました。お問い合わせ下さったみな様、ショップを何度もクリックして下さっていたみな様、ありがとうございました。
毎年使っているオレゴン産の樅とジュニパーの入荷が11/14の為、それらを使ったリースは止むを得ず昨年の画像を使用しております。11/14の入荷後、折を見て画像を差し替えられたら差し替えたいと思っています。
豊作だった和綿も収穫し、リースになってみな様にお披露目です。数か月間手間をかけて育てた素材は、買った材料と違い妙に愛らしいものです。粒がそろっていなくて、開き加減もまちまちで、でもそこがいいんです。花屋さんに並ぶ輸入品の綿はなんであんなに粒ぞろいなのか、却ってそれが不気味です。いろいろ操作されているのでしょう。これまでは、わたしも毎年大量にこれらの綿を仕入れていました。
畑で育てた綿たちは、3メートルもの背丈になって畑にそそり立ち、あまりの大きさにわたし自身呆然としていました。10月の雨で倒れたときにはもう手が付けられなくなって、起こすことをあきらめ放置し、最初の実が開いたところで漸く収穫し、切り分けて束ね、家のあちこちに干す場所を作って乾かし、綿が次々に開いていく。そうして漸くリースを仕立てる。ひとつのリースを仕上げるのに、10~15本程の綿の木を使うことに驚いています。あんなに大きかった綿の木を15本も使っても30センチ弱の小さなリースがひとつしか出来ない。
畑で育てなくても買った方が簡単です。お金で買うという行為は、とっても簡単で便利だけれど、素材ひとつひとつの背景にあるこれらのストーリーを知ることも感じることも出来ないんですね。食品も同じで、畑で野菜を作ってみて、作る側の視点にたつと、これまで容易に買っていたもののありがたみが増してくるのです。
綿さん、いろんなことを教えてくれて、ありがとう。
そんなことをつくづく感じながら作っている、今年のクリスマスリースです。
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