ひと葉2018年カレンダー完成!
2017年10月6日(金)|category : お知らせ, リースの輪
お待たせしました、ひと葉のカレンダーが印刷完了し、漸く手元に届きました!
4月の事故の際、一旦制作を諦めかけたのですが、家族やスティックワークスさん(撮影&デザイン)のお力添えの元、最後までやり遂げることが出来、本当に嬉しく思います。
12、1、2、3月までは事故前に撮影が完了していました。4月の桜のリースは事故の4日後(手術の前夜)に病室のベットの上で製作し、翌日スティックワークスさんにリースと構図のメモ書きを託し撮影をお願いしました。あの時、桜はもう散りかけていたので、あの日がラストチャンスだったんです。撮影場所は柏崎の古道具店Coil 4。「打ちっ放しの白い床にリースを置いて春のやさしい光と影を映してほしい」というのが私の希望でした。リースと共に手渡した桜の枝の影が映し込まれた画像を確認したときは泣きました。わたしの希望通りの画像をスティックワークスさんが撮ってくれました。
今、この4月のカレンダーを手にしてみると、この桜のリースが、車に轢かれて道路にうつ伏せに倒れていた自分のように見えます。構図を考えたときは、もちろんそんなこと考えていなかったんですけどね。
5月のフレッシュハーブのリースはひと葉の庭の朝摘みしたハーブを使って、リースを作りながらのライブ撮影でした。この時は退院して右足に装具をはめていました。歩けるものの動きは鈍く、右腕も手先は動けども、荷物の持ち運び等難しかったので、妹の全面協力の元やり遂げることが出来ました。
6月の紫陽花リース。ここに来てまた「やっぱり無理かも」と弱気の虫が顔を出しました。この頃もまだ装具をはめたり、松葉杖を使っていたのですが、健常時と比較すると思った以上に何倍も動きが自由にならない、稼働率がとっても低いんです。紫陽花のリースは生花のリースです。出来れば雨上がり、吸水状態のよい早朝、外で紫陽花を採取し、すぐ家に戻りバケツを用意し、紫陽花の茎をそぎ水揚げし、その日の午後リースを制作し、紫陽花の切り口を保水した状態で保管し、翌日撮影。6月からはひとり立ちして妹に頼らず自分でやりたかったのですが、物を持ちながら移動できないような状態で、ひとりでは無理でした。そう自覚し妹にアシスタントをお願いしたら、弱気の虫は漸く消えました。
そうして、この後2回の撮影を経て、編集校正を繰り返し、今こうして完成したわけです。
この辺のお話しは「カレンダー発売イベント」の際のトークライブにてお話しさせていただこうと思っています。ご興味のある方はぜひイベントにご参加下さい!
「ひと葉10th ANNIVERSARY カレンダー発売記念イベント」
カレンダーの販売方に関しましては、このあと出来るだけ今晩中にブログにてお知らせさせていただきます。
あともう少しだけ、お待ちくださいね。