2021年・辛丑・ひと葉のお正月飾り
2020年12月8日(火)|category : お知らせ, リースの輪
ひと葉のWEB SHOPにて2021年丑年のお正月飾りをアップ致しました!
今年もこの季節がやって来ましたね。
外の空気はひんやり澄んでいて、身体もキュッと引き締まって、枯色の草木が雪を待っている。
仕事や日常はなんだかバタバタ忙しなく、
それでもこの1年がもうすぐ終わり新しい年を迎えるという気配は、嬉しいものですね。
今朝、香り高い松が入荷しました。朱色に輝く南天は既に確保してあります。
稲穂、稲わら、和紙、水引たちも、この手元で出番を待っております。
凛としたお正月飾りが、年神様をお迎えし、
みな様が新しい年を清しい心持で迎えられますよう、誠心誠意作らせて頂きます。
2021年・辛丑・ひと葉のお正月飾り
ひと葉のお正月飾りは、自然素材の手作りのお飾りです。松は不老長寿、稲穂は五穀豊穣、南天は「難を転ずる」、それぞれの素材に古くから受け継がれてきた意味が込められています。
しめ縄やわらベースは米どころ地元新潟県産の青刈りした稲を使用した物を使っています。青々とした稲わらは新年を迎えるに相応しい瑞々しさです。もちろん稲穂も魚沼産です。
ひと葉のWEB SHOPはこちらから→★
各画像クリックで詳細画面へ。
*お正月飾りとは?
しめ縄や正月飾りを年末に飾るのは、年神様をお迎えする準備です。
それらのお飾りが正月の間、年神様の依代(居場所)となります。
しめ縄は玄関に飾り、お飾りは家の要所要所(部屋の入口、水周り)に飾ります。
それぞれがつながって家を囲むようにします。
*お正月飾りを飾る日
12/27、28、もしくは30日に飾るのが慣わしです。29日は「苦」につながるので避け31日は一夜飾りと言って、
お葬式の準備のようで神様を迎えるにあたって失礼だということで避けます。
各地方によりますが魚沼では1/15頃、「才の神」(どんと焼き)でお飾りを燃やします。
その煙で年神様が天に帰っていかれます。その火で焼いた餅やするめを食べて無病息災、五穀豊穣を祈願します。
*お正月飾りに使う花材の意味
松:年中葉を落とさない常緑樹、永遠、不老長寿の象徴、年神様の依代
稲:実りの象徴、五穀豊穣祈願
赤い実、南天など:赤は縁起のよい色、実は子孫繁栄、南天は「難を転じて福と為す」
縄:内外の境界線を示す、魔除け
橙:家系が代々続く