庭を託す

2016年3月30日(水)|category : 畑と庭と台所

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3月29日、庭の雪が消えました。例年より丸々1ヶ月早い雪解けです。

 

旅立つ前に、庭と再会できて、春のお掃除ができてよかった。切り戻しが必要なものはカットし、枯草を払い、芽吹きの始まっている植物たちとご対面。冬の間ごぶさただった土や草花と触れ合う喜びがまた蘇る。

 

「しばらく留守にするけれど元気でいるんだよ」

 

今シーズンは積雪量が少なかったから、雪害も少なく、花が沢山咲きそうな予感。きっといつも5輪位しか咲かないハニーサックルが満開になったり、植えて以来数えるほどしか花芽をつけたことのないドックローズやアイスバーグも期待できるんじゃないかしら。剪定やツルの誘引も例年より自信ありなのだ。

 

そうは言っても、その庭の様子をそばで見届けることは出来ない。今年の庭の管理は妹にお願いした。年間の庭仕事の内容をまとめたノートと庭の見取り図を渡し引き継いだ。最優先事項は間引き。生育旺盛な植物が他の植物の成長を妨げたり、隣家の畑にまで進出しないように管理してもらう。見取り図には、植物の名前を列記し、間引きが必要なもの、今後増やしたいもの、切り戻しが必要なものなどを色分けした。

 

 

北の大地に届く妹からの花便りが今から楽しみである。

 

 

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