上野ファーム

2018年7月29日(日)|category : 北の森通信

     

 

 

いつも、「行こう」という思いは何の前触れもなく降りてくる。降りてきてしまえばそれがどこでもトントン拍子に事は進み目前はどんどん開けて行く。仕事の切れもいいし、娘の夏期講習も部活も、こちらが操作したわけでもないのに設定した旅程をよけるように日程が決まっていった。「どうぞ行ってらっしゃい」とお膳立てされているみたいに。終いには台風も進路がそれた。

 

更に、来てしまえばあっと言うまで、「行こう」が降りてくるまでに感じていた距離感覚とのギャップに驚く。

 

当たり前のことだけれど、ここ北の大地は2年前と変わらずにここにあった。私がここを去ってからの2年間も毎日朝が来て日が暮れて旅人が語らって夜が来て、木々が風に揺れていた。それは世界中みんなそうなんだ。自分がいる今ここだけじゃない、世界はキラキラといつもそこその場所で輝いているんだね。

 

昨日は千歳空港から旭川へ直行し上野ファームへ。予想に反する陽ざしの強さに驚きながら、北の大地の勢力旺盛な花々の歓待を満喫しました。