ハーバルノートシンプルズを訪ねて

2019年1月27日(日)|category : お知らせ

 

 

1月24日深夜、偶然たどり着いたハーバルノートシンプルズのサイトに、26日のレッスンにキャンセルが出て、その分の申し込みを受け付けているとの案内を見つけました。

 

「ハーバルノートシンプルズ」は、「香りの扉、草の椅子」の著者萩尾エリ子先生が主宰されている長野県蓼科に在る薬草店です。キャンセルが出たのは、萩尾先生のハーブとアロマのレッスンで、近年申し込みが多く抽選で受講者が選定されるという仕組み。一昨年から受講したいと思いつつ、チャンスを逃していたのです。

 

さあ、どうする!!これはチャンスが巡って来たのかもしれない。キャンセルが出た週末だけは、自分のレッスンの仕事は入っていない。翌週からは全ての週末がレッスンで埋まっている。でも、片道5、6時間?の冬道を蓼科まで車で行くのは気が進まない。県境の積雪量が気になるし、長野はアイスバンが怖い。では、電車?!、でも当日始発の新幹線に乗っても、10時半のレッスン開始時間に間に合わない。前日泊で行くしかない?!今から宿をとるの?!など色々問答した挙句、前日新幹線で東京の妹宅に一泊して、新宿発7時半の中央本線に乗って蓼科に行く段取りを付け、翌日レッスンを申し込んだのです。

 

そして昨日中央本線あずさ3号に乗って9時51分に茅野駅に降り立ちました。昨晩、雪が降ったという蓼科はうっすらと雪化粧をしていました。

 

ショップの奥のレッスン部屋の本棚には、ハーブ関連の洋書や牧野日本植物図鑑、医学書などの専門書がびっしり。その横で萩尾先生の声はとても細く可憐でした。先生の後ろ木枠の窓の向こうは白い雑木林。最初に運ばれてきたジンジャーとシナモンのお茶にはたっぷりのレモンとハチミツを垂らしてアツアツを頂きました。その日のレッスンのテーマは「温める」。冬の冷えから身体を温めるのはもちろんのこと、心を温めることも忘れないでと先生は仰います。萩尾先生のレッスンは、ノウハウだけを教えるのではなく、自分と、そして身の回りの大切なひとを思う気持ちを伝える、植物の手立てなのです。

 

ただ単に教科書をなぞる通り一遍のレッスンでなく、萩尾先生がここ蓼科で暮らしを立てられるまでの様々な経験があったからこそのレッスンなのだと感じました。

さて、わたしには何ができるでしょう。わたしもわたしなりのレッスンを、ハーブや植物を通して、わたしが感動したこと、楽しんでいること、日常に取り入れていること、世界が広がったことをお伝えして、それがまた誰かの感動を呼ぶことができたなら、それでいいのでしょうね。

 

さて、どうしましょう。。。

 

まずは2月のレッスンは、もう来週末と翌週月曜日です。ご予約はまだほんのわずかです。

ハーバルノートシンプルズのお話しも交えながら、楽しく真冬のハーブクラフトを楽しみたいと思います。

ご予約お待ちしております!!

 

 

 

 

「真冬のハーブクラフト・2」

 

春から秋のガーデンシーズン中に収穫したハーブは、まずお茶とお料理用に保存し、それでも使い切れないほどに収穫できた物や、香りがお茶やお料理向きでないものは、ポプリやサシェに使います。更に、例えばラベンダーのように全草香るものは、花は蒸留水を取って、葉っぱと茎はポプリや入浴剤に使うなど、その部位によって使い分けたりします。そうするとハーブは捨てる所なく有効活用が出来、わたし達の暮らしに潤いをもたらしてくれるのです。

1月のレッスンに引き続き、そんなドライハーブで楽しむハーブクラフトをいくつか体験していただきます。

そして冬のお楽しみ、空気を浄化してくれるポマンダー作りにもチャレンジ!!

 

■日時 2月3日(日)、4日(月) 10:00~13:00

■会場 atelierひと葉(魚沼市今泉1137)

■参加費 4,000円(ランチ付き)

■内容

1、ドライハーブで作るポプリと虫よけサシェと入浴剤

ドライハーブはガラス瓶に入れればポプリ、ガーゼの袋に入れたら虫よけサシェ、オートミールと一緒にガーゼでくるめば入浴剤と七変化。お好みの精油をプラスすれば香りと効能も増して長持ちします。

 

2、フルーツポマンダー作り

「邪気を払うお守り」として、ヨーロッパで古くから親しまれてきたフルーツポマンダーを作ります。小さなリンゴや柑橘類に、強い抗菌力のあるクローブをプツプつと刺していくのは、なかなか楽しい作業なのです。

 

3、ランチ会

簡単なランチをご用意します。ランチの後のティータイムは、ハーブを使ったチャイを淹れてみましょう!

 

 

■ご予約 ひと葉まで  お電話(09038104979)、もしくはメール、またはFBメッセージから