中学生とレイメイキング

2015年8月6日(木)|category : レッスン日記

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長岡市とハワイのホノルルは2012年に姉妹都市となり、以後様々な交流イベントが開催されています。きょうは、長岡の地域にバレエ・ダンスアートを育てる会さんのお招きで、中学生とハワイの文化であるレイメイキングのワークショップを楽しんで来ました。蘭の一種「デンファレ」を使ってレイを編んだ後はフラレッスン。自分で編んだレイを身に付けて踊ります。神聖宿る生花のレイは彼女たちのインスピレーションにどんなメッセージを送ってくれたでしょう。

 

 

 

終戦の年の8月1日、長岡は爆撃を受け(長岡空襲)旧市街地の8割が焼け野原と変貌し、燃え盛る炎の中に1,486名の尊い命が失われました。長岡出身の母は、防空壕の中で難を逃れたそうです。日本三大花火のひとつである長岡花火は、爆撃で亡くなられた方たちへの慰霊と長岡の復興への願い、そして世界の恒久平和への願いを込めて打ち上げられるようになりました。この長岡花火(白菊とフェニックス)が今年は日米親善の象徴として、終戦記念日の8/15にパールハーバーにて打ち上げられます。パールハーバーと言えば真珠湾攻撃、その総指揮を執った連合艦隊司令長山本五十六は長岡の出身だったいう因縁が長岡とホノルルにはあります。ですが今、長岡とハワイは敵味方のラインを超え手をつなぎ、共に戦争犠牲者を追悼し世界平和を祈ろうとしています。

 

折しも、きょうは広島原爆の日。1945年8月6日午前8時15分、一瞬にして燃やされた10数万人の方々の命と、その後世代をまたいで被ばくの苦しみを背負い続けている方々に黙祷します。

 

ハワイの文化であるフラを日本人が踊り、日本の花火がハワイで上がる。ジョンがかつて歌ったように国なんていうラインもなくなり殺し合うこともなくなり、誰もが平和に暮らす世界になりますように。

 

 

Imagine there’s no countries
It isn’t hard to do
Nothing to kill or die for
And no religion too
Imagine all the people
Living life in peace

 

You may say I’m a dreamer
But I’m not the only one
I hope someday you’ll join us
And the world will be as one

 

 

Imagine / John lennon