2019年リースカレンダー制作中!

2018年7月5日(木)|category : お知らせ, リースの輪

 

暦は7月、「半夏生」を過ぎ、早いもので1年の折り返しです。

ここでため息をついてるそこのあなた、残りの半年充実した日々を送りたいものですね。

 

 

昨年初めて制作したひと葉のカレンダーですが、今年も2019年版を制作中です。今日もデザインと撮影をお願いしているSTICK_WORKSさんのオフィスで打ち合わせ。

 

撮影は1月にスタートし、既に11か月分を撮り終えています。あとは9月分と表紙の写真などを残すのみ。形、大きさ、デザインは大幅に刷新予定で大筋は固まってきました。

 

2018年版は、「作りたい物を作る、カレンダーとしての機能は重視しない、作品集のようでもあり、インテリアの一部になれる美しいカレンダー」というコンセプトで制作しました。ある程度の水準の美しいカレンダーが仕上がったと思っています。出かけた先々で、額に入れたり吊るしたり工夫してひと葉のカレンダーを飾って下さっている様子を拝見するのはとても嬉しくありがたい思いでいっぱいです。一方、使いづらいとのお言葉も多数頂きました。圧倒的だったのが、全体のサイズ、写真、文字、全てをもっと大きくして欲しいというものでした。「作家もののカレンダーに機能性は必要ない」と、当初は何を言われても粋がっておりました。でも、いつも「でもな~」が付きまとい、自分自身でも本当にそれでよいのかと疑問符が湧いていたのです。STICK_WORKSさんとも何度も打ち合わせを重ねました。いつも直球タイプで悩まない質のわたしが、珍しく頭を悩ませておりました。そして同じ県内で素敵な活動をされている方を訪ねご助言を頂いたり、ある雑誌との出会い等があり、カレンダーとしての機能性もある程度持たせた上で更にデザインにもこだわった物にしようと、漸く固まってきたのです。

 

 

「ひと葉のリースカレンダー2019 ―12seasons and 12wreathes―」

 

10月初旬発売予定です。どうぞお楽しみに!!

 

 

 

 

 

さて、2018年版の7月のリースは半夏という花のハンギングリースでした。

雑節の「半夏生」は7月2日。「半夏」という花の生える頃、という意味です。半夏生に降る雨は「半夏雨」と呼ばれ、大雨になると言われました。実際、空梅雨のようだった天候もここに来て雨続きの魚沼です。ふと、気になって裏庭の片隅を覗けば、いつの間にか今年も半夏の花がひっそりと開花しておりました。

 

2018年版のカレンダーには、毎月二十四節気に纏わるエッセイを添えています。2019年版は、二十四節気にこだわらず、毎月リースに関するエッセイを添えます。晴れの日は気持ちが庭に駆け出してしまうのですが、こんなしっとり雨の日はノートを開き鉛筆片手に文字を滑らせたいと思います。上手く滑り出してくれるかどうかは甚だ疑問ですが。。。

 

 

 

 

 

7月のハーブレッスンのご案内はこちらから↓ ご予約受付中!!

 

ハーブレッスン番外編はこちらから→